2013年7月24日水曜日

2013年 第4回公演 Mzuzu

PICO Factory 4日目。

今日は4公演目、場所はムズズ(Mzuzu)。
朝6時。 寒い、寒い・・・の声を聞きながら起きる。
ほんとに寒い。
同じマラウイでも地域によって気温が全然違うことを実感する。


町から車で走ること30分、
朝8時前に会場のエクエンデニ中高等学校に到着。


さっそく、
みんで会場設営。
まずは車から全部の舞台セットを出して、 会場に運ぶ。
ドライバーのMr. IIzaacも一緒に手伝ってくれる。

机と椅子を配置して、 ポールを立てて、幕を張る。
舞台上で使うものを整理して、
毎回作らないといけないものは作って、
机の上に並べていく。



4公演目になるとみんなの手際もいい。
会場の大きさや形は場所によって、もちろん違う。
子供たちが良く見れるようにと、
ああしよう、こうしようと話しながら
てきぱきみんなで動いて
準備完成。



10時過ぎ、 開演。
子供が150人くらい、大人が50人くらい来てくれた。
子供たちの反応は良くって
よく笑う。

劇中での自分の役は、 Dr.PICOという博士。
現地語であるチェワ語を使って、子供たちに実験の解説を行う。
このチェワ語をしゃべることには四苦八苦。
でも、 台本を見つつも
なんとか子供たちがうなずいてくれるくらいには しゃべれるようになってきた。


子供たちの驚く顔が見れると
してやったり!とうれしくなる。

最後の締めの実験が失敗して、
子供たちをきょとんとさせてしまったけれど
子供たちに楽しんでもらえたみたいでよかった。



そして、 子供達だけではなく
来てくれた学校の先生や、村の人達からも                                                               
「面白かった」「また来てほしい」と言う声をもらうことができて、
とてもうれしく思う。

PICO FACTORYで行う実験は、
特別な器具や薬品を使うことなく
地元で手に入るものでできる。

もし、
この公演を見に来てくれた子供達や先生達が、
自分の手でこの実験をやって、
科学って面白いんだ!と思ってくれれれば、
こんなにもうれしいことはないなぁと思う。



さて、今日はこれからさらに北上して 明日はルンピでの公演。
さー、明日も頑張りますよ~
 
                                
                 


【本日の投稿者プロフィール】
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来島孝太郎(きじまこうたろう)
24年度2次隊 マラウイ、理数科教師。
カブドゥラ中高等学校 配属。
配属校で物理化学の授業を担当するほか、
課外活動としてサイエンスクラブの活動を行う。
また、近隣学校間のつながりを強化すべく活動中。
今年のPICO FACTORYより、Dr.PICO役に初挑戦中。
Blog: polar-is.petit.cc
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