2013年7月25日木曜日

2013年 第5回公演 Rumphi

第5公演目 「風の谷ルンピ」

今回の公演はルンピ。
PICO factoryツアー最北端。
ムズズ公演後、北へ約一時間、小川沿いの道、そこはまるで東北の田舎のよう。
ルンピのロッジで一泊し翌日朝、
会場の「ブンバプライマリースクール」へ。

さっそく会場設営&集客
子供たちも集客に動員。
初めて使うメガホンに初めは恥ずかしそうにしつつも
すぐにノリノリで集客を手伝ってくれました。

子供たちの手伝いもありお客さんの集まること集まること・・・・・・



開始前、会場の入り口はもうライブ会場状態!! 



会場は満員で外から立ち見になってしまったお客さんも多数、
外からでも真剣な眼差しで見てました。



もしかしてこんなに外国人を多く見るの初めて?
「怖くないよ、泣かないでね」



満員御礼 約500人
PICO factory史上最高動員数!
公演終了後に実験に興味を持ち内容の質問に来る子供もいました。
サイエンスは楽しいと感じてもらえた瞬間ではないでしょうか。
ショーをやったかいが感じられ、とてもうれしかったです。

ルンピ公演も大成功!
オーガナイザーの方々本当にありがとうございました。
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本日の実験紹介。

粉塵爆発

自転車のポンプに漏斗をつなぎ、漏斗の中に小麦粉を入れます。ポンプから送られた空気が小麦粉を空中に押し出した所で火をつけると爆発します。

でもなんで普段爆発しない小麦粉が爆発するの?
小麦粉を粉にし空中に散布することにより体積に対する表面積(小麦粉が酸素に触れる面積)の占める割合(比表面積)が大きくなります。
そのため空気中で周りに十分な酸素が存在すれば、燃焼反応に敏感な状態になり、火気があれば爆発的に燃焼するわけです。
これは日本の製粉工場でもたまに事故になる現象です。
火があがった瞬間子供たちの口から漏れる驚き声。
「イーーーッ!!」
きっと彼らの中でかなり印象に残る実験の一つだと思いました。

【本日の投稿者プロフィール】
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見島拓自(みしま たくじ)
23年度2次隊 理数科教師。
ンポンダス中高等学校 配属
配属校にて物理化学、数学の授業を担当。
マンゴチ地区の公立中高校を巡回し視察、授業を行う他、
教員のためのワークショップも開催。
配属校ではWorld Study Club(社会科ディベートクラブ)の顧問も担当。

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