8月14日(木)
第6回公演はマラウイ北部、ムジンバ県Embangweni(エンバングウェニ)のRobert Laws Secondary Schoolで行われました。
ムジンバの街から未舗装のガタガタ道を車で1時間走り、やっと辿り着いたエンバングウェニ。行くだけでも大変な所です。
今日は、今年から新しくエンス(女の子)を演じる役者の初お披露目でした。
初舞台ということで慌てるのではないか…という一同の不安とは裏腹に(?)実験は大成功、最初から最後まで堂々と演じきっていました。
PICO factoryの公演は、「言語の壁を越える」ために言葉を用いない無声劇で行われ、見るだけで楽しめる内容になっていますが、見るだけで終わらず、「どうしてこうなるのか」を考えてもらうために、実験ごとに現地語を使って解説を入れていきます。
今回、この解説パートで、PICO factory史上初となる試みが行われました。
会場オーガナイズを担当してくれた言語聴覚士隊員さんの配属先である聾学校の生徒が公演を見に来てくれていて、その生徒のために、隊員さんによる「同時手話通訳」が行われたのです。
言語だけでなく、他の様々な壁も飛び越えられるようなPICO factoryになっていけたらなあと思いました。
今日で北部巡業は終了。
一週間強の充電期間を置いて、8/24(日) から中部・南部巡業がスタートです!
----本日の投稿者----
平成24年度3次隊 マラウイ 理数科教師
山田仁朗(やまだじろう)
ビリラ中高等学校配属。配属校で物理化学を教える傍ら、近隣校を巡回して、現地の教員の授業サポートや、身近にあるものを用いた補助教材の提案などを行っている。
PICO factory 2014では、全体の総指揮を執るほか、男の子(SCI)役で舞台に参加。
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