2014年8月30日土曜日

2014年 第15回 最終公演 Kalumbu

最終公演カルンブ

カルンブCDSSにはWorldMapがあります



今年のPICOfactoryもラストを迎えました。

この日は土曜日ということもあり、お手伝いに参加してくれる隊員の姿もちらほら。

呼び込みや裏方、子どもたちの雰囲気作りなど、理数科隊員が準備中で手が回らないことを助けてもらいました。ありがたいです

また、職員、調整員、健康管理員の方々も来て下さいました。
私たちの活動を応援して下さるのはとても心強いです。お休みにも関わらずありがとうございました。


まずは日本語のあいさつ紹介

新!青少年活動の2人が前に立ちます

子どもたちも温まってきたところで、サイエンスショーがはじまりました。

サイエンスショーは理科の実験を織り交ぜながら行う「無声劇」ではありますが、
途中途中に、子どもたちに実験を行ってもらう場面やクイズを盛り込んでいます。

例えば…

“水の入ったビニール袋に鉛筆を刺す!”



レモン汁で自分の名前を書いてあぶり出し

毎回大好評の



卵の上に立ってみよう!
(写真はエンバングエニ公演のものです)



クイズでは
「青い水と黄色い油をまぜたらどうなるでしょう??」

緑かな?
紫かな?
それとも…混ざらない?


3つの中から選びます
(写真はMzuzu公演のものです)



このように、
できるだけ子どもたちも巻き込んで劇を進めていました。
科学の面白さは“やってみる”“考えてみる”ことにもあると思います。
しかし、マラウイの子どもたちは“やってみる”“考えてみる”ことに出会う機会が少ないなぁ。と私は感じています。
そして、“やってみる”“考えてみる”ことを「面白い」と気付く子も少ないなぁ。と。
そんな“面白さ”に気付いてもらいたい。という想いをこめて
今回のキーワードは




YESANI(試してみよう)


一人でも二人でも、TRYする面白さを感じる子が増えると嬉しいです。
さて、最終公演ですが
最終公演なのに
実験があまり上手くいかなかった。
それが残念です。
しかし
劇中のセリフにもあるように
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Ndakhale utalephela, ndikofunikilabe.
やってみて、失敗することも大事
Chifukwa tikhonzakudziwa zambiri pakelephera kwathu
なぜなら、失敗から学ぶことがたくさんあるからね。
Kulephela koma kuphumzitsa zinthu.
失敗が成功を導くんだよ。
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ひとまずそういうことにしておきます。
もう後がないですが。笑
嬉しかったのは、
サイエンスショー終了後に行っているワークショップのときに
失敗した実験をもう一度見たい。説明してほしい。という要望があったこと。
いつもはドクターたちにワークショップをお任せしていましたが、
今日は自分の任地ということで、ワークショップにTRYしました。


先生方や生徒が熱心に聞いてくれました
公演場所にKalumbuを選んだ理由の1つ
それはMr.チカプパの存在でした。
彼は“やってみる”“考えてみる”ことを楽しんでいるKalumbu中高学校の理数科教員。
自分で工夫して教材を作成していることも。(マラウイではとても珍しいことです!)
彼を通して、生徒にもそれが伝わっているのか、Kalumbuの生徒は理科に対しての関心が高く、鋭い質問が飛んできます。
そんなMr.チカプパにPICOfactoryを見てもらうことができたこと、
そしてPICO終了後に彼が「今度生徒とやってみるよ」と言ってくれたこと、
とてもとても嬉しかったです。
書類の関係などで、開催が危ぶまれた時もあった今年のPICOfactoryですが
理数科・青少年隊員をはじめとする、色々な方の努力や協力のおかげで
無事、マラウイ各地にPICO/科学の羽 を届けることができました。
隊員の皆さん、調整員や事務所の方々、任地の先生方やカウンターパートの皆さん、見に来てくれた子どもたち
たくさんの人に感謝です。

ありがとうございました
Zikomo Kwambiri

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