2014年8月12日火曜日

2014年 第3回公演 カロンガ(Karonga)

マラウイ最北の公演場所、カロンガ(Karonga)へ。


カロンガはマラウイ湖沿いに位置し、

前回公演の高地ムズズと比べると

なんせ暑い。

そしてタンザニアに近いこともあって

食文化が違っているのも面白い。

マラウイ国内でも、

場所によって気候も文化も 随分違います。


さてさて、

ここカロンガでは、2公演を行いました。

1公演目は、中高等学校が会場。

近くに住む子ども達はもちろん、

学校の生徒達や先生達、

合わせておよそ150人くらいの現地の人々が公演を見にきてくれました。

人気の実験「卵乗り」。観客の子供にも、実験に参加してもらいます。


そして、

今年からの新しい試みとして

公演後、

来てくれた現地の先生達、中高等学校の生徒達に

劇中で一番おもしろいと感じた実験を教えてもらい、

その実験を

解説を交えながら一緒にやってもらいます。

ちなみに、

現地の先生達に一番人気なのは、

卵が塩水に浮く実験。

日本だと、そんなの当たり前だと思われるのだろうけど、

こっちでは先生達は興味津々で実験をやってくれます。

 
理科実験を授業に取り込んでもらうこと。

それには

まず、先生達自身に 理科実験は面白い思ってもらうことが

大事なんだろうなと思っています。

そういう意味で

一緒に実験をやった先生達の反応を見ていると

今回のこの試みは成功なのかなと

まだ始まったばかりではありますが、

そう思えます。

公演後、来てくれた先生達に、実験の解説+実演を行っています。興味深々で質問もたくさん出ます。


現地の先生達の手で

現地の子供達に対して

理科実験を披露することができて

そして、

その子供達が「理科って面白い!」と思ってくれたら、

これほど

うれしいことはありません。


そんなわけで、

今年のPICO factory、頑張ってやっていきます。

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本日の投稿者








 
来島 孝太郎
理数科教師
カブドゥラ中高等学校 配属

PICO factoryで、Dr. PICO役を担当。
配属校では、物理化学の授業を担当。
また、近隣の中高等学校を巡回し、
現地の理数科の先生達と活動してます。
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